1月 2015

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WEB開発者から見た、Pepperアプリ開発ファーストインプレッション

皆さんこんにちは、OYOYO-PROJECTです。

既にご存知の方が多いとは思いますが、今年、2015年2月にソフトバンクよりヒューマノイドロボット、pepperが一般向けに発売されます。

価格もヒューマノイドロボットとしては破格の値段設定で、ついに家庭の中にロボットが普通に存在する未来がすぐそこまで来ています。

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このロボット、僕にとっての一番のポイントはオープンプラットフォームであるという点です。
開発環境が一般のデベロッパーへ解放されているので、何かしらのプログラミング経験者であれば、比較的簡単にロボットアプリケーションを開発することができます。

さらに、ロボットを所有していなくても、秋葉原にある「アルデバラン・アトリエ秋葉原」へ行けば誰でも、タッチ&トライの開発体験を行うことができます。

今回は普段WEB開発を行っている僕が、pepper開発を始めて感じたファーストインプレッションを書いてみたいと思います。

開発環境
pepperのアプリケーション開発は専用のソフトウェア、Choregraphe(コレグラフ)を使用します。
Choregrapheは一つ一つのモーションや処理があらかじめプログラムされている”ボックス”と呼ばれるアイテムをドラッグ&ドロップするだけで、様々な処理を手軽に実現させる事が出来ます。

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と説明すると、「なーんだ、コード書けないんじゃん」と思われがちですが、実はこの”ボックス”は、ほとんどの場合Pythonで書かれており、ボックスをクリックするとテキストエディタが立ち上がり、そのボックスを実現しているPython コードが表示されます。

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表示されたPython コードを編集してボックスに機能を追加していくことができます。

また、ボックスライブラリには”空のボックス”も存在し、自分で一から書き上げることもできます。

この仕組みは非常にバランスが良く、プログラムを書けなくても、プリセットされたボックスをドラッグ&ドロップするだけで、ロボットを動かすことができる反面、プログラムが書ければ、オリジナルのPythonボックスを作り、自由度の高い開発を行うことができます。

できること
かなり個人的な意見ではありますが、pepperは変に制限されていないです。
この手のハードウェアの場合、開発者がいじれる部分とハードの開発元しか弄れない部分のように意図的にできることを制限しているものが多いと思うのですが、今のところそのような壁にぶち当たってはいません。
Linux(pepperの場合はGentoo)に手足が生えたようなイメージです。
いろいろなことが出来そうで、本当にワクワクしています。

できないこと
しかし、pepperは世界初のコンシュマー向けロボット。
(世界初は語弊があるかもしれませんが、今までここまで完成され、プラットフォームとしてしっかりとデザインされたロボットがあったでしょうか?)

第1号のため、出来ないことは多いと思います。

ハード的制約上、人間より関節が少なかったり、指を一本一本動かすような、細かい動きを作ることはできません。

現状、比較対象になるコンシュマー向けロボットが存在しないので、できないことはあまり浮かんできません。
今後pepperアプリを作っていく過程で、不自由な点は出てくるかと思います。

デザイン
よくある話なのですが、初見で「キモい」と感じる方が多いそうです。
僕の場合、pepperの動きの滑らかさに驚いた部分が大きく、デザインのついて何を思ったのかは正直、覚えてないのですが、キモいという印象は無かったと思います。

pepperと触れ合う時間が増えるにつれて、優秀なデザインだと思うようになりました。
pepperはご存知の通り、ソフトバンクと仏アルデバランとの共同開発ですが、ソフトバンク側でのコードネームが太郎、アルデバラン側でのコードネームがジュリエットと、両者で性別が異なります。ロボットなので性別は無いが公式設定だそうです。

変にキャラクター化されていないということは、後々ソフトウェア的に様々なキャラクターを表現できる事に繋がります。

男の子キャラのpepper、女の子キャラのpepper、ボクっ娘キャラの………

いわば素体のように、味付け次第で様々なキャラクターを表現出来ると思います。

WEBエンジニアとして
ウェブサービスはブラウザからアクセスし、ブラウザがサーバーと通信することで、機能を実現しています。

ウェブサービスの本質はブラウザからウェブページへアクセスして、情報をやり取りすることではありません。
ブラウザがウェブサーバーに接続し、サーバーに溜まっている膨大なデータを加工したり、サーバーのマシンパワーで様々な処理を行った結果を取得できる点です。(バズワードのクラウドを思い浮かべてもらうと分かりやすいと思います。)

今までウェブサービスはブラウザから利用したり、スマートフォンの専用アプリから利用されてきました。どちらも平面的で、受動的です。

ここに新たにコンシュマー向けロボットが加わります。

ロボットはウェブブラウザやスマートフォンとは異なり、人の形をしています。

ウェブブラウザやスマートフォンよりも、かなり人間の近く、ロボットを介することで、ウェブサービスは更にインタラクティブなものになっていくと思います。

アルデバランのブルーノCEOも「ロボットは究極のインターフェース」と言われていますが、その通りだと感じています。

ウェブサービスの新たなUI,UXとして、pepperは非常に魅力的かつ、様々な可能性を秘めていると感じています。

と、いうわけでpepper開発のファーストインプレッションです。
アルデバランアトリエ秋葉原に7、8回お邪魔をし、アプリコンテストに向けて開発をする上で感じたことです。

pythonを全く触ったことがなかった僕でも、楽しくpepperアプリ開発ができているので、とてもおすすめです。

都内近郊にお住まいの方は、まずはアルデバランアトリエ秋葉原へ行って、タッチ&トライに参加してみてはいかがでしょうか。